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辻仲病院で手術をされた方が体験記を寄せていただきました。登場人物を匿名にしてご紹介いたします。

痔瘻物語(闘病記 )−肛門周囲膿瘍編−
<<<はじめに>>> 私は、今まで痔とは無関係の生活をしてきました。痔を持っている人を汚がったり していました。そんな私に天罰が下りました。

平成11年2月8日(月曜日) その日は、週末に予定しているニース出張に向けて寄書の調査/整理で忙しかった。 PM6時頃であったろうか、どうも尻に違和感がある。肛門の左側だ。 先週末に草津温泉に行った時、皮膚がひりひりした事を思い出した。 多分、温泉の影響だろう。どうも草津とは相性が悪い。そんな事を思いながら寄書の整理を続けた。

平成11年2月9日(火曜日) 特に昨日の事を思い出す事なく、朝から昼を過ごした。PM3時頃か、また違和感に気が付く。 痛いでもかゆいでもない。ただ違和感だ。気になる。その日も忙しくPM11時頃帰宅となった。 その時、初めて痔を意識する。そうだ、家に痔の軟膏があった筈だ。家内が出産後、痔に成りかけた時 購入した物だ。とりあえずそれを肛門に付ける。じきに直るだろう。 どうも気になるので多めに酒をあおって寝た。この時点では、まだ尻の事よりニースでの寄書発表の事が 気になっていた。

平成11年2月10日(水曜日) 朝から、違和感が気になる。軟膏は効いて無いようだ。午後になって、しこりの様な物が出来ている 感じがする。しかも段々気になりだした。明日は、木曜日で祭日である為、金曜日を休みにして連休 になる様に前々から決めていた。よってニースに行く前の勤務は今日が最終日となる。 PM5時、チケットを手にする。 この日は、軟膏を会社に持ち込んでいた為、一日中軟膏を付け続けた。

平成11年2月11日(木曜日) 今日は祭日。しかし、何処にも行く気がしない。しこりの様な物が肛門の奥の方で感じる。 午後には、abc(宅配サービス)がやって来てスーツケースを取りに来る。 朝から、心配しながら荷造りをする。 その晩は、尻に決定的な異常を感じる。違和感でもない、しこりでもない。痛いのだ。痛くて眠れない。 事情の重大さに気づく。明日は、病院に行かなければ。深夜になってやっと寝付く

 

 

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