私は、痔ろうに悩む22歳の男性です。 今回、投稿しましたのは、これから痔ろうをどのように治療していけば良いのか アドバイスが頂きたいからです。 私の現在の病気に至るまでの経過をお話致しますと、平成11年3月に肛門の近くに腫れができ(痛みは無かったのですが)、近くの外科で診てもらったところ、「肛門周囲膿瘍」と診断され、これは腫れがひどくなってからじゃないと処置出来ないと言われ、「痛くなったらまた来て」との指示で様子を見ました。その後、約半年後の平成12年8月に動けなくなるほど痛くなり、3月に行った病院に行き切開を受けました。その後、1ヶ月通院し、おそらく「痔ろう」だろうとの診断を受けましたが、痛みを伴わないなら手術は必要ないと言われ、また様子を見ることになりました。 その後、いろいろな資料を読み、「痔ろう」は手術しないと治らないということを知り、知り合いの話を頼りに別な病院の消化器外科で手術を受けました。そこの病院の診断によると「単純な痔ろう」ということで2型と診断を受け、2型までならそこの病院で大丈夫を言われ手術をお願いしました。手術は、平成12年10月3日に行いました(くりぬき法で行ったとのこと)。その後、10日間入院して、週1回のペースで診察を受けていますが、オナラをした時(図1.1)の傷口から空気が出てきたり、膿と伴に排泄物らしきものが出てきたり(疑問1)、その傷の延長方向にまた腫れが残っていたものが腫れだしたり(疑問2)、熱が下がらない(生活時間帯に常に37℃以上)(疑問3)と、未だいろいろな不安・疑問があり困っています。病院側の回答は、疑問1に対しては、内活約筋がちゃんと閉じていない、開いているのかもしれないとのこと。疑問2に対しては、また痔ろうができたのではないかとのこと。疑問3に対しては、もともと体温が高いのではないかとのこと。そして、もしかしたらもう一度手術する必要があるかもしれないと言われ不安が頂点に達しました。 そんな時、辻中病院のホームページを見て、「痔ろうの手術は痔ろうの経験の豊富な医師が行わないとトラブルがある」とのことを知り、もう一度手術する必要があるのであれば、今度は「痔ろうの経験の豊富な肛門科」で受けるべきなのかどうか迷っています。 もし、他の病院でかかる場合、現在通っている病院に対してどのような対応をすべきなのか、カルテなどは必要なのか、など必要事項を教えてください。 お忙しいと思いますが、なにとぞよろしくお願い致します。

以下のことと思います。 1)くりぬき法で再発して、原発口と2次口が再開通したためにおならが横の穴から出ます。 2)2次口からでは十分に排膿されないので、さらに別の出口を求めて皮下を拡大していったと思います。 3)この皮下(肛門周囲)膿瘍のため微熱が出ているのです。 したがって 再手術が必要です。当院で治療いたします。ご来院ください。