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進化する大腸内視鏡技術

かって日本で内視鏡といえば胃カメラでした。しかし、最近、大腸がんが非常に多くなりかわって大腸内視鏡が代表的な内視鏡検査となってきました。

しかし大腸内視鏡が胃カメラのように「気軽にできる一般的な検査」になったかというとそうはいえません。胃カメラと異なり大腸内視鏡は挿入時に痛みを伴い、はなはだしい場合はせん孔(内視鏡が腸の壁をやぶってしまうこと)事故があるからです。

なぜ胃と異なり大腸ではこのようなことになるかといいますと、大腸には何個所かの屈曲点があるからです。

一般的におこなわれていた挿入法は「ライトターンショートニング法」といいまして、屈曲部を内視鏡を「押し込んで」超えてから、内視鏡のループを解除する方法です。この方法は比較的、容易に習熟できることからもっとも普及しています。この方法はどうしても「ループ状の内視鏡を押し込む」ステップがあるため屈曲部の頂点で腸管に力が加わります。たいていの方は「がまんできる範囲の不快感」ですみますが、手術などで腸に癒着がありますと強い苦痛をともない、最悪の場合はせん孔事故をひきおこすこととなりました。(決して頻度の多い事故ではありません。それこそ交通事故のような危険性なのですが・・)

これに対して新しい挿入法は「押し込む」のではなく「腸管を引き寄せながら」挿入しいっさいのループをつくらないで「直線的に」挿入する方法です。この方法は腸管にほとんど力が加わらないため患者さんは「内視鏡がはいっている異物感」をほとんど感じないまま検査が終了します。またせん孔事故の可能性も本質的に無いものです。

もしみな様の中に大腸内視鏡を受けたが「非常に苦しかった」「非常に時間がかかった」「最後まで内視鏡が入らなかった」という方がいらっしゃいました次回は「直線式挿入法」で受けてみられることをお勧めします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(文責:辻仲病院 鈴木雄久

大腸内視鏡「直線式挿入法」ビデオ



 

 

 

 

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