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大腸の検査の特長と欠点

項目をクリックしてください
特長
欠点
血液検査

簡単、医師の技術を要しない 早期発見には役に立たない
遺伝子診断

補:P53抗体大腸癌検診

ガンの本質にせまる検査 まだ実験段階

便潜血検査

補:便中DNA大腸癌検診

簡単医師の技術を要しない 早期発見には役に立たない
痔でも陽性になる
バリウム検査 現在では補助的な意義しかありません 医師の技術で正確さ、苦痛が大きく異なる。下剤の準備が必要。
見落としがある
内視鏡検査 小さなガンも確実に診断できる。同時にポリープ切除もできる 医師の技術で正確さ、苦痛が大きく異なる。下剤の準備が必要
新しい検査(PET,カプセル内視鏡など・・)

患者さんの苦痛が無い

早期発見には役立たない。

<解説>
いろいろな検査があります。どうしても簡単な検査ほど精度が落ちます。血液、便検査は簡単ですが「参考程度」と考えるべきです。本当に「大腸ガンが心配」な方は、精密検査(バリウムか内視鏡)を受けるべきです。


では精密検査はバリウム(レントゲン)と内視鏡のどちらがよいでしょうか?
精度では内視鏡検査がはるかに勝っています。小さなガンを確実に診断できるのは内視鏡だけです。

しかし、安全で苦痛の無い内視鏡を受けるには「経験の多い医師」を受診することが必要です。特に便秘の方(腸が長い)やお腹の手術をしたことのある方(癒着している)は経験豊富な専門医を探すべきです。近所に内視鏡の評判のよい医師がいたら、迷うことなく内視鏡を選択しましょう。
しかし、内視鏡専門医がみつからないなら・・・・とりあえずバリウム(レントゲン)検査を受けた方がよいかもしれません。