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【いぼ痔の手術は痛みが少なく入院期間は短め】

Q.肛門にできものができて軽い出血も。痛くはないのですが、挟まったような感じで不快です。

A.これは肛門付近の血行障害によって起こるいわゆる「いぼ痔」(痔核)ですね。肛門近くの静脈が集まっていう部分〈静脈叢(じょうみゃくそう)〉に血がたまり、そして膨らみ、いぼのように固まるのです。いぼ痔はできる場所により、内痔核(直腸内)外痔核(肛門の出口付近)に種類が分かれます。排便時の脱出程度や出血により進行度が分類されます。初期段階のものは薬や排便方法の改善で良くなります。しかし、しゃがんでもすぐそのいぼが出るようなものならば手術が必要です。手術は結紮(けっさつ)切除療法と呼ばれる方法で行います。簡単に言えば痔核の根元を縛り切り取る方法。それに最近では半閉鎖法という術後処置で痛みが少なく、入院期間もはるかに短く簡単に済むようになっています。まずは専門医の診断を受けてください。