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炎症性腸疾患の治療・・・ペンタサ

ペンタサは比較的軽症の方から使い始める、いわば「基本となる」薬です。
特徴を一言で言うなら「効果はほどほど(ステロイドほど有効でない)だが、副作用が無い」ということです。

そのため、軽症の方にまず最初に処方する薬です。そして状態が悪化して、ペンタサだけでは症状を抑えられなくなったらステロイドなどの他の薬を併用します。治療が成功して症状がよくなったらステロイドは中止しますが、副作用の無いペンタサは「再発予防」のため飲み続けるのが普通です。

つまり患者さんにとっては「一生付き合う薬」といえます。

以前から使用されていたサラゾピリンを改良して副作用をなくしたのがペンタサです。サラゾピリンは胃がもたれたり、尿が着色したり、男性不妊の原因になったりしたのですが、ペンタサはこれらの副作用はありません。ただしクローン病ではサラゾピリンよりも、ペンタサの方が有効なのですが潰瘍性大腸炎ではサラゾピリンの方が効いていたという方も少なくありません。そのため、今でも、あえてサラゾピリンを飲みつづけている患者さんもいます。

最近、欧米でペンタサを浣腸式に肛門から注入する方法が注目されています。従来は注腸治療はステロイドが主役だったのですが、ステロイドに併用すると非常に効果的とのことです。

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