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炎症性腸疾患の治療・・・食事療法

一番大事なことです
食事療法はきわめて本質的な治療です。そもそも炎症性腸疾患は食事(食事抗原)に対する免疫反応という説が有力です(腸管免疫説)。したがって抗原性の無い食事・・・・言い換えるなら「たん白質を含まない食事」は症状を抑えると予想されます。また、抗原性とは関係ないのですが、脂肪は腸管の炎症反応を促進することがわかっています。「脂肪を含まない食事」もまた、症状を抑えると予想されます

なぜエレンタールが有効なのか
エレンタールはこのような理論にもとづいています。たん白質と脂肪が”0”の食事がエレンタールです。
エレンタールのみなら(理論的には)症状は落ち着くはずですが、実際にはこれだけでは食欲が満足できないので「炭水化物」中心の食事(ご飯、うどん、パン)を少量を一緒にとることが多いです。

よい脂肪と悪い脂肪
最近の考え方の変化として、脂肪は全て悪いわけではなく、魚の脂肪、しそ油など(専門的にはω-3系といいます)は炎症を抑えるといわれています。

繊維(野菜、果物)は?
また食物繊維も便の元になることから、かっては好ましくないとされたのですが最近は果物の中の可溶性繊維などは治療効果があると言われています。


最終的には、食事療法は個人差が大きく、各人が経験的に「どの食事をとると症状が悪化し、どの食事だと改善する」かを経験的に見つけていく必要があります

・・・・・腸管免疫説について

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