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大腸 肛門科疾患のポータルサイト:大腸・COM(http://daichou.com)
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痔の手術の合併症
排便時の痛み・・・・・・・これも頻度が多いです。出血と同様、排便の時に肛門に強い力が加わりますと手術の傷が痛みます。(痛みについて詳しく) 皮膚のかゆみ・・・・・・これは手術後、使用する軟膏が原因です。軟膏を中止します。 腰椎麻酔の合併症・・・・・・・頭痛や尿が出にくくなるのが2〜3日、起こることがあります。 傷の腫れ・・・・・・・・特に外痔がひどい人が起こし易いです。手術した傷が炎症で腫れて、「手術する前よりひどい」と不安になることもありますが、3〜4週間で腫れはひき、きれいになります 再発・・・・・・・通常痔核の根治手術後は簡単には再発しません。(10年は大丈夫です)。しかし、切れ痔と痔ろうは本質的に再発を0にすることはできません 傷の化膿・・・・・・・・・手術部の傷にばい菌が入り、化膿することがあります。ひどいと肛門周囲膿瘍になります。 傷の難治化・・・・・・・・手術した傷は通常は大抵は1ヶ月ほどでふさがります。しかし,排便時、力む方で、肛門に強い力が加わる場合や、傷が大きく深い場合に傷が治るのに非常に時間がかかることがあります 肛門がせまくなる・・・・通常の痔核手術ではおきません。手術の傷が大きく深く、さらに感染が加わり強い炎症を起こすと、狭くなることがあります。外来で拡張術をおこないます。 肛門がゆるくなる・・・・・通常の痔核手術ではおきません。深部複雑痔ろうに対して、括約筋温存手術でなく開放手術が行われたり、肛門狭窄の手術(LSIS,SSG)で「広げすぎた」時におきます。専門家がおこなって、術後、失禁を起こすことは、まずありません。 肛門の変形・・・・・・・・・・・通常の手術ではおきません。深部複雑痔ろうに対して、括約筋温存手術をせずに大きな開放手術をおこなうと変形をおこすことがあります。 |